3月19日(木)に、HTB北海道テレビ夕方の情報番組「イチオシ!!」に生出演いたしました。

テーマは「整理収納の極意」。
テレビでよく取り上げられる収納グッズやテクニックではなく、
暮らしを整える土台となる「考え方」についてお伝えする機会をいただきました。
まずは片付けが苦手な理由を知る。
番組の冒頭では、
「なぜ自分は片付けが苦手なのかを知ることが大切」
というお話からスタートしました。
「片付け」という言葉は、人によって解釈が大きく異なります。
得意な方にとっては、暮らしを快適に保つための自然な行為ですが、
苦手な方にとっては、聞くだけで気持ちが重くなる言葉でもあります。
そして、片付けを苦手と感じている方の多くは、「片付けられている状態」を
「きれい、ピカピカ、いつでも人に見せられる状態」としてイメージし、
そこに届かない自分を「だらしない」「怠けている」と、他者と比べて「ダメだ」と捉えてしまいがちです。
本来、片付けは誰かと比べて評価されるものではなく、
自分の暮らしを自分にとって快適に整えるための手段です。
しかしこの前提がずれてしまうことで、
「やらなければいけないもの」「頑張らないといけないもの」へと変わり、
行動そのもののハードルが上がってしまいます。
片付けがうまくいかない原因は、性格ではなく、
こうした考え方や物事の捉え方のズレにあることが少なくありません。
もし詳細を知りたい方は、こちらの記事で配布しているチェックリストもご覧ください
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【チェックリスト配布中】片づけが進まない「本当の理由」4タイプで見えてくるあなたの傾向とは?
「何度片づけてもリバウンドする」 「どこから手をつけたらいいかわからない」 「そもそも“やる気”が出 ...
続きを見る
このチェックシートでは、
「思考・感情のクセ」
「仕組みや習慣ができていない」
「時間や体力などのリソース不足」
など、片づけがうまくいかない背景を整理しながら、
自分がどのタイプに当てはまるのかを客観的に把握することができます。
「やり方がわからない」のか、
「そもそもやる余力がない」のか、
「考え方の前提がズレているのか」。
ここが違えば、必要な対処もまったく変わってきます。
「片付け」は何をすること??
番組では、日本ライフオーガナイザー協会の認定講座でお伝えしている
「片づけピラミッド」をもとに、
まずは土台を整えることの重要性についてもお話ししました。
一般的には「片付け」は、ありとあらゆる行動を含む言葉として使われますが、
厳密にいうと「使った物を元の場所、状態に戻すこと」。
私たちは毎日物を使うので、必ず「片付け」は生じます。
それをいかに簡単に行えるかに直結するのが整理と収納です。
だから世の中には、整理(要不要の判断&物を選ぶ)、収納(定位置・収納方法を決めて収める)の情報が多いのですね。
でも、その前に必要なのが「思考の整理」です。
どんな暮らしをしたいのか、自分にとって何が心地よいのか。
その基準があいまいなままでは、どれだけ収納を整えても、しっくりこない状態が続いてしまいます。
また、私がそうだったのですが長年散らかった中で生活していると
不快や不便が当たり前になってしまいます。
そのストレスを見つけ、なくすことがとても大切です。
だから片付け整理収納は、「物を減らすこと」や「きれいにすること」を目的にするものではなく、
自分にとっての快適さや、暮らしの基準を見直すプロセスでもあると考えることができます。
毎日の片づけを楽にするには…?
今回は、視聴者の方からの事前アンケートに多かったお悩みにお答えしながら、
思い込みを取り払い、「めんどくさい片付け」を少しでも楽にするための具体策として、
・簡単にできるTシャツのたたみ方
・汎用性の高い収納用品の考え方
についてワンポイントアドバイスをご紹介しました。
これらは「テクニック」ではあるのですが、
大切なのは「ぱっと簡単に終わるなら、やってもいいかな」と思えること。
その小さなハードルの低さが、日々の行動につながり、暮らし全体の快適さをつくっていきます。
今回はたたむ前提で企画がありましたが、ハンガーに掛ける収納でもいいし、たたまずにゆるっと半分に折って収納ボックスに入れる、とかでも楽に維持できます。
洋服はたたむものと思われがちですし、確かにたたむ方が収納量を増やせるという点では便利なのですが、
たたむかを含めてどんな方法を選ぶかは、自分で決めていいのです。

緊張しすぎて、普段と顔が違う(笑)
TV出演で学んだ「伝える視点」
今回の出演にあたっては、ディレクターの方が時間をかけて丁寧に打ち合わせをしてくださいました。
その中で、私自身これまであまり意識していなかった
「視聴者が混乱しないように、わかりやすく伝える視点」を学ぶことができました。
例えば、最後にご紹介した収納用品の素材について。
私としてては
「1つだけを紹介すると、その収納用品だけが良いと誤解を生んでしまう可能性があるため、複数の選択肢を並べて伝えたい」と考えました。
しかしテレビでは、選択肢が増えるほど情報が分散し、かえって伝わりにくくなるという考え方があります。
また、片付けの手順をピラミッドでご紹介した際にも、
JALOでは「片づけ」と「整頓」を分けてお伝えしていますが、
ステップが増えるほど理解のハードルが上がるため、
日常的に行う行為として同じステップにまとめて表現する形になりました。
このように、テレビというメディアでは、
正確さだけでなく「いかにシンプルに伝えるか」がとても大切であることを実感しました。
伝える相手や場面によって、届け方を最適化していくことの重要性を学べたことも、今回の大きな収穫のひとつです。
そしてこの点、まだまだ甘かったなと後から大反省しています。
あの場面でこういえばさらにわかりやすかったのでは…?など、後から思い返すと至らぬところも多々あります。
まとめ「片付け」について今後も伝えていきたいこと
片付けは、「できる人のやり方に合わせること」ではなく、
自分に合った選び方や仕組みを見つけていくこと。
片付けは、「頑張ってきれいにするもの」ではなく、
不便や不快といった小さなストレスを減らしながら、
自分に合った方法で暮らしを整えていくこと。
整えていく先に、時間の余裕や心の余裕が生まれて、
自分のやりたいことができ、それが幸福感につながる
そんな視点をお届けできていれば嬉しく思います。
片付けを考えるだけでも気持ちが萎える方、
やりたいと思っているけどなかなか進められない方。
それを人に伝えるのはハードルが高いし、
できれば自分でやりたい気持ちの方が多いとも思います。
ただ、これまで一緒にすすめてきた方は
「もっと早くお願いすればよかった」と言ってくださいます。
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